ムラサキシャチホコを立体写真で見ると・・・

今日の晩、明かりにやって来たムラサキシャチホコを初めて見つけました。
翅の模様が枯れ葉に擬態した蛾です。
その芸術的とまで評される精巧な擬態で有名な蛾です。

Uropyia meticulodina

知ってはいたものの、実物を見て擬態の完璧さに、改めて驚きました。
平面的なはずの翅が、単なる模様だけでなく、質感、陰影により、分かっていても立体的にカールした枯れ葉にしか見えません。人間が、左右の目の視差だけでなく、表面の質感、陰影、遮蔽関係等々複数の要素から立体感を得ていることを改めて思い知らされました。

さて、ではこのムラサキシャチホコを立体写真に撮るとどうなるのでしょうか。どこまで似ていても単なる模様ですので、本来の形状に由来する視差しかないはずです。特に、今回は基線長1cm、レンズ先端からの距離7cmと強烈な視差がつく条件での撮影です。この視差による立体感で、ムラサキシャチホコの擬態を打ち破れるのでしょうか?

Uropyia meticulodina, stereo parallel view

Uropyia meticulodina, stereo parallel view

実際の平行法立体写真です。
いかがでしょうか?
立体視しても本来が形状を認識できず、やはり枯れ葉にしか見えないように感じます。
真横からでも、斜めからでも同様です。
その擬態の完璧さに、再び関心させられた気分です。

2D: ペンタックス K-5 + D FA macro 100/2.8
3D: LUMIX DMC-GH1 + 改造LUMIX G 12.5/12 二号
11/06/02
光都/佐用町

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