金色の蝶=オオムラサキ

金色の蝶=オオムラサキ

樹液が出てる木の根元の藪に隠れてる部分をのぞいてみたら、いきなりこれが目に入ってきて驚きました。
オオムラサキの新成虫。
東北なので裏はこのような黄色が基本です。

この蝶を見て、初めてオオムラサキを見た小4の時を思い出しました。
そのころ、国蝶オオムラサキは憧れの存在でした。
樹液が出ている木のくらい木陰に、今回と同じように翅の閉じたオオムラサキを見たのが最初の出会いでした。当時、学研の子供向け図鑑、昆虫が絵で書かれているやつ、しか情報源がなく、憧れの蝶でも裏がどんな感じかわからず、巨大な金色の蝶がいると思ってものすごく驚いたのをはっきりと覚えています。
残念ながら採集はできず、飛び去る瞬間見えた翅の表で、この蝶が憧れの国蝶オオムラサキであることが分かったのでした。
大人になって昆虫写真を初めてかっらも、オオムラサキは何度か撮影しているが、西日本に多い裏が白っぽい個体であったり、擦れた個体であったりして、あの時の初めての出会いを思わせる個体には出会っていなかった。
この個体を見て、初めて見たオオムラサキ=金色の蝶と再会できたと思いました。

ペンタックス K-3 + D FA macro 100/2.8 WR
2021/07/13
菅生/村田町

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