クロツバメシジミ

Tongeia fischeri

Tongeia fischeri

Tongeia fischeri

Tongeia fischeri

新レンズDFA macro 100mm F2.8 WRで撮影のクロツバメシジミ。
新レンズといっても、壊れたWRなしの旧型とレンズ構成は一緒なので写りにはほぼ一緒。

前との違いは、
・絞り羽が8枚から9枚に増えて、F5.6まで円形に
・プラスチックからDAリミテッド風の金属製の鏡筒に
・簡易防滴(WR)仕様
・前玉のSPコーティング
・AF時のピントリングが回らない仕様から、回る仕様へ
・絞り環の廃止
・クランプ(ピント固定)スイッチの廃止
の5点。

写りに関係あるのは、円形絞りの採用だけだと思います。確かに、旧型は時々おもいっきり8角形のボケが出ることがありました。これとか。これはこれで面白いけど、やはり円形の方が自然で良い。最後の写真は、F7.1ですので円形の領域より絞ってますが、背景の岩の地衣類のボケ方を見ると、この領域でも結構丸いボケだと思います。
もともと同クラスでは小型軽量のレンズでしたが、フードも含めより細身で高級感のあるデザインになりました。
ピントリングが細いことが気になっていましたが、実際に使ってみるとさほど違和感はなかった。旧型は多少ゴリゴリした回し心地でしたが、新型はスムーズです。
AFはほとんど使いませんのでどうでもいいことですが、AF時にピントリングが回る点は、ピントリングが細くなった分鏡筒の固定部分でレンズを保持するので、操作性はさほど変わりません。
絞り環の廃止は、ボディから絞りを操作できるデジタル一眼では関係なし。
クランプスイッチはもマクロレンズの本来の用途である文書複写用でしょうが、その廃止の結果、キャチイインフォーカス(ピントがあうところに被写体が来たら自動でシャッターが切れる機能)が使えなくなりましたが、使ったことがないので問題なし。むしろ、うっかり誤操作することがなくなって良いかも。

総合すると、やっぱり新型の方がいいですね。
でも、旧型を壊さなかったら、新規に購入するほどの差ではないです。

ペンタックス K-5 + D FA macro 100/2.8 WR
12/10/25
たつの市

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