ウスバシロチョウの食草です。
ウスバシロチョウは、去年生息しているのを確認しているので、このムラサキケマンで繁殖してくれることを期待しています。
2年草で、2018年に初めて種をまき、2020年春に花を付けました。
冬は、暗緑色のロゼットで過ごしながらも、2月にはたくさん葉を放射状に伸ばし、直径20センチ程度まで成長した。そして4月に花を咲かせた。
わずか2ミリ程度の種から発芽後一年でここまで大きくなるので成長の早い植物だと思う。
実は熟すると弾けて勢いよく種を飛ばす。その後、アリによって運ばれて拡散するそうだ。今年咲いたムラサキケマンは再来2022年に花を咲かせると期待される。上の育苗トレイは、2019年に種を播いたもので、今年咲いたものと交互に成長し、ウスバシロチョウを増やしていってほしい。