アオバセセリの幼虫の巣作り 立体タイムラプス

 アワブキは、私の最も好きな蝶一つタテハチョウ科スミナガシの食樹であり、地味で小さい蝶ばかりのセセリチョウ科では例外的に大きく鮮やかな色彩をもつアオバセセリの植樹でもあります。両者とも、山の山頂などで縄張りを張っている姿はよく見るが、撮影は困難な主なので、ぜひバタフライガーデンの住人にして撮影したいと思って、アワブキの幼木を探していたところ、今年に入って伐採された森の跡などで、何本か見つけることができました。
 そして、アオバセセリの幼虫を見つけたので、1匹鉢植えのアワブキで育てることにしました。アオバセセリの幼虫は、非常に奇抜なデザインとアワブキの葉二つ折りにして。餃子のような形の巣を作るという変わった行動で知られています。そこで、巣作りの様子を立体のタイムラプスでの撮影に挑戦しました。

 赤青メガネや3D対応機器がない方は、右下の3Dと書かれた歯車マークから2Dを選んでご覧ください。派手な色彩の芋虫が時々ちょこまかと動いて葉をつづっていく姿がかわいらしい。
 動画では2回の巣作りの様子を映しています。2回目のアップで撮影している方が実際には初めに撮影したもので、葉を噛み切るところが写っていなかったので、引いて再撮影したものが動画の1回目の巣作りになります。巣作りには、それぞれ十数時間かかっています。二回も巣作りをやらされて、お疲れ様です。
 お尻が赤いので終齢幼虫になります。もう少ししたら、巣の中で蛹になるはずです。

ソニー α6000 + 改造LUMIX G 12.5/12
2020/06/29-07/02

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