飛行機から見た、琵琶湖、会津地方 立体写真

この3日から、仙台の実家に帰省中です。
雲が多く肌寒いのが典型的な仙台の夏ですが、今年はピーカンの真夏日が連続し雨なしの日が続いているとのことでした。ところが、私が来たとたん曇り勝ちで、ところどころ雷雨という天気に。こんな天気がしばらく続くらしい。梅雨だった5月の八重山はともかくとしても、4月の仙台帰省、6月の福井、富山、長野、7月の北海道といい天気予報に泣かされることが多く、私、雨男なんかもしれません。

伊丹空港からの飛行機での移動でしたが、航路上すべて成長中の積雲が林立する不安定な気流条件で、ところどころの発達した積乱雲や乱気流を避けるためいつもと違ったコースを飛んでいるようでした。たとえば、普通なら伊丹空港を離陸後左旋回上昇するなす、旋回内側の左席からは日本列島の形をした小島が浮かぶ昆陽池がよく見えるのですが、今回は普段より急な旋回上昇で、進行方向に一瞬見えただけで、進路の右側に移って見えなくなってしまうなどスタートからいつもとちょっと違う雰囲気でした。

飛行中、多数の積雲浮かべた風景が眼下に展開していました。
やがて見えてきたのは琵琶湖南部、大津市付近。

Lake Biwa, stereo parallel view

続いて、琵琶湖中部、野洲市付近。左端に琵琶湖大橋が写っています。

Lake Biwa, stereo parallel view

その後、珍しくすぐ近くに雲の切れ間から諏訪湖がきれいに見えていたの撮り逃して悔しい思いをしながら、やがて飛行機は福島県内へ。
猪苗代湖の南を通ることが多いが、今回は北側を通ったようで、雲の切れ間から北西側に会津盆地を一望。

Aizu Basin, stereo parallel view

さらに進んで、カルデラ内に広がるニッコウキスゲの大群落で有名な雄国沼周辺。

Oguni-numa Ponds, stereo parallel view

続いて、おそらく磐梯山付近上空からの写真。
磐梯山の噴火で川がせき止められてできた檜原湖が画面左奥に、画面中央に色とりどりの五色沼湖沼群が見えます。

Lake Hibara and Goshiki-numa Ponds, stereo parallel view

この後は、着陸態勢で電子機器の使用禁止にり撮影はできなかった。
しかし、いつもなら仙台空港の南からいったん海に出て旋回し山に向かって着陸するのことが多いが、この日は、おそらく宮城県南部の積乱雲とそこに吹き込む風のため、飛行機はいったん秋保温泉上空、仙台市中心部上空、仙台港地区南側とずっと北側に回り込んでから海上で右旋回で空港北側のダウンウインド・レグに入り、そのまま窓から見る限りかなりの低空を左急旋回で滑走路に着陸という、とても変わったパターンであった。
こんな仙台市中心部をまじかに上空から見られるのであれば、フィルムカメラも準備して置くべきだったと悔しがっております。

平行法立体写真
ペンタックス K-5 + DA 35/2.8 macro Ltd
12/09/03
JAL2209(伊丹→仙台)

コメント

タイトルとURLをコピーしました