天赦園 立体写真

トンボのいないトンボ自然公園には用もなく、四万十市内の見所も知らないため、とりあえず宇和島に向かうことにする。宇和島は、私の好きな吉村昭さんの小説の舞台として度々登場するところです。

宇和島市内中心部に着いて、さてどこに行こうかと考いたところに、天赦園の文字が飛び込んできた。ピンと来るものがあり、早速入園してみた。

天赦園は、宇和島伊達家の浜御殿の庭園です。小説「ふぉん・しいほるとの娘」において、浜御殿は、シーボルトの孫、タカの婚儀の場として登場します。
シーボルトと遊女、タキとの間の娘イネが、医学修行に訪ねた父の弟子に手込めにされて産んだ娘がタカです。伊達家の御殿において、幕末の四賢候の一人伊達宗城の臨席のもと、筆頭家老を媒酌人として行われた、タカと蘭英学者三瀬周三の婚儀は、不孝続きの母子三代記の中でもっとも輝きに満ちたシーンだと思います。
そのシーンの舞台として、天赦園の名が頭に残っていました。
始めて訪れた天赦園は、大きな池を配したすばらしい日本庭園でした。

Harusame-tei, Tensya-en garden, 3D parallel view

Harusame-tei, Tensya-en garden, 3D parallel view

池の畔に立つ春雨亭。
天赦園は、伊達宗城の先代、七代藩主伊達宗紀の退隠所として整備された庭園で、春雨亭は宗紀の趣味の書道の部屋だそうです。

Fujidana, Tensya-en garden, 3D parallel view

池に掛かる太鼓橋の形をした藤棚です。

平行法立体写真
一枚目 ペンタックス K-7 + DA21Ltd
二、三枚目 リコー GX200
09/10/24
天赦園/宇和島市

コメント

  1. のび より:

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    こんちは。
    こういう風景にカワセミって、
    ありそうでないですよね。
    バックの石灯籠といい、
    開いた障子と緑のバックといい、
    和のテイストにもぴったりマッチしますね、カワセミくん。

  2. むしみず より:

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    >のびさま

    落ち着いた色彩の日本庭園で見るカワセミは、一層鮮やかに感じました。

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